Accelerated C++ 第0章 「さあ、はじめよう」
Accelerated C++―効率的なプログラミングのための新しい定跡 (C++ In Depth Series)
- 作者: アンドリューコーニグ,バーバラ・E.ムー,Andrew Koenig,Barbara E. Moo,小林健一郎
- 出版社/メーカー: ピアソンエデュケーション
- 発売日: 2001/12
- メディア: 単行本
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例
#include <iostream> int main(){ std::cout << "Hello, world!" << std::endl; return 0; }
0.1 コメント
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0.2 #include
#include <iostream>
入出力などの基本的な仕組みは標準ライブラリに含まれており#includeディレクティブで読み込む。
角括弧(<と>)の中身は標準ライブラリの一部で標準ヘッダと呼ばれるもの。
0.3 main
int main()
mainという名前の関数。
intが戻り値の型で丸括弧内に引数を記述する。
0.4 中カッコ
int main()
{
}
中カッコの中身はブロック(機能のまとまり)として扱われる。
中カッコの中に書かれるものをステートメント(文)と呼ぶ。
0.5 出力に標準ライブラリを使う
std::cout << "Hello, world!" << std::endl;
<<は出力演算子。
std::がついたものはstdという名前空間に属することを意味する。
標準ライブラリに属するツールにはすべてmstd::で始まる名前がついている。
std::coutは標準出力ストリームを意味する。
std::endlを出力すると出力行はそこで終わる(改行)。
std::endlは操作子。操作子を使うとストリームを操作でき、単に文字列を書き出す以上の処理を行える。
0.6 return ステートメント
return 0;
戻す値の型は関数の前に書いた型と同じでなければならない。