製作日記: 藤和エリオ(ツインテール&制服ver.) 造形まで

アニメ「電波女と青春男」のヒロイン 藤和エリオ をモデリングしてみました。

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今までずっとオリジナル適当キャラで練習してたのですが、今回初めて版権物のキャラクターを作りました。模写にあたるのかな?
オリジナルキャラだと造形の間違いを認識しづらいし妥協の隙が出来やすいのですが、
お手本通りに作ろうとすると「似てない=間違い」であることが明確なので非常に良い造形の練習になるなぁと感じました。
とはいえ、顔の正面図のみから立体に起こしたのである程度はイメージで、アレンジも加えたりしてます。
肉付きを3割増しぐらいに(お尻参照)。

2Dのイラストってド迫力の嘘のパースで描いてたり、実際にはない陰影を立体感を強調するためにあえて描いたりしてて単純に物理法則通り、実寸通りに造形するとどうしても貧相になってしまっていまいちパンチに欠ける感じになっちゃいます。ベテランモデラーさんやフィギュア原型師さんはそこらへんのバランスの取り方が本当にうまいです。というのが最近素人目にもわかってきたので、今回はそこらへんも少し意識して骨格・体型・肉付きを作ってみました。次はMMD用に骨入れたりするつもりなのですがやり方の勉強にまた時間がかかりそうです。あと、今はまだ見えない部分は隠せばいいんですが立体出力するとなるとそうはいかない。組み立てギミックも作ったりしないといけなくなるし今の造形力じゃまだまだ甘すぎる。頑張ろう!

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髪を動かしたら服も引っ張られてる図。
ちゃんと動く日は来るんだろうか・・・と思うほどにKeynote&PMDEの学習コストを感じるw
Metasequoia側でアンカーだけで頑張ろうとしたけど、つらくなってきたのでPMDE側でウェイト塗る方法も覚えないと。

メモ

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肌のざらざら感を得るために下のテクスチャを合成したら少しリッチ(?)な肌表現が出来ました。
使用したテクスチャ(1024*1024)
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これを「ソフトライト」で肌に合成。

今回シワをたくさん作って思ったんですが、ポリゴンモデリングだとシワは着脱出来るようにしとかないとシワ入れた時点で保守不能になるような。スカルプトだとそこらへん気にしなくていいんだろうなぁ。