Mecanim互換性のあるボーン階層について

自作の3DモデルをリギングしてMecanimに適用させるためにはMecanimの仕様に基いてボーンを入れる必要があります。

ボーンの名称

ボーンの名称は混乱を避けるためにMecanimで使われる名称を使用する。

Body

body.png

Head

head.png

Hand

hand.png

指の関節は根本から指先に向かって Proximal -> Intermediate -> Distal

  • 親指: Thumb
  • 人指し指: Index
  • 中指: Middle
  • 薬指: Ring
  • 小指: Little

上の画像中の破線の円で示される部位は必須ではありませんがMecanimで使用するには最低15部位のボーンが必要です。

ボーンの階層

Hips
    UpperLeg[Left|Right]
        LowerLeg
            Foot
                Toes
    Spine
        Neck
            Head
        Chest
            Shoulder[Left|Right]
                UpperArm
                    LowerArm
                        Hand
                            Proximal[Thumb|Index|Middle|Ring|Little]
                                Intermediate
                                    Distal

これらをすべて含めると51部位になります。これはモバイルでのパフォーマンス的にかなり厳しい数です。モバイルで使用するならOptionalな部位は捨てて15部位の最小構成にするのが良いと思います。

※[Left|Right], [Thumb|Index|Middle|Ring|Little]は同じ階層に並列に構成

自分でリギングするのが面倒な人

Blenderアドオン"Rigify"を使う

※ただし、BlenderのバージョンによってMecanimで使用するにあたって問題がある様子?

Mixamo の"AutoRigger"を使う