Chromecast を使ってみた感想
数ヶ月前にChromecast2を購入しようとした時はまだ旧Chromecastしか日本で販売されていなかったため買いませんでしたが、先日ついに新型が日本で販売されたとインターネット上の広告で知り、迷わずポチりました。どうやら新型はChromecast2ではなくて"Chromecast"という名称になり、旧型が"Chromecast(第1世代)"と呼称されているようです。
注文してから3日ぐらいで届きました。シンガポールから。
早速開封してみます。
箱の手触りが柔らかくて、Apple製品の紙ケースのような高級感があります。
大きさの比較のためにピスタチオを載せておきました。思ったより大きい。よくあるヘッドセット並みです。説明書はなし。箱の内側にわかりやすく図が書いてあるのでその通りに繋ぐだけです。しかし、HDMIがわからずに詰んだ人からの問い合わせの対応コストは無視出来るレベルなんでしょうか。
下からケーブル類が出てきました。ケーブルがすごく短いので延長コード必須です(重要)。
こんな感じでHDMI端子に接続してぶらさげて電源に繋ぎます。
気付いたらテレビ画面にこんな表示が出てました。Bluetoothのペアリング的な作業が必要なのでしょう。まずはPlayストア、AppStoreでChromecastのアプリをインストールしてきます。
アプリとテレビ画面の指示に従いながら設定を終えたら、アップデートが始まったので10分ぐらい待ちました。
キャスト準備完了らしいので早速Androidの"画面のキャスト機能"を試してみます。
「画面のキャスト」をタップ→Chromecastに接続→カメラ起動。横向きだとテレビ画面でもフルスクリーンで表示されて良い感じです。これで1タップでYoutube, NetflixなどのChromecast対応アプリの画面をテレビにストリーミング出来るようになりました。Androidなら画面自体を直接キャスト出来ます。もちろんPC画面をテレビに映すこともできますし、試してないですがHDMI対応のPCモニタにChromecastを繋げばスマホの画面をPCにミラーリングしたりも出来ると思います。
縦向きだとこんな感じです。テレビにモンストの画面を映せたときは感動しました。しかし、ゲームの操作自体は手元の画面を見ながらやるんですよね。動画を見るにしてもiPadやPCで事足りる人にとっては新たな価値は見出しにくいかな、と。となると、考えられる便利なユースケースとしては、やはり複数人で画面を共有するケースやモニタとテレビ画面のサイズに大きなギャップがあるケースなどになってくる気がします。
あとは、ミラーリング元のデバイスとミラーリング先のデバイスが同じ空間にあることも結構重要な気がしてます。普段PCで動画を見てる人がわざわざ別の部屋のテレビの前で動画を観るかというと何か別の目的がないと観に行かないと思うんですよね。
まとめ。
実際に使ってみると、使用前に思っていたよりはユースケースの幅が狭いという印象です。とは言え価格も控えめな割に想像力次第で色んな使い方が出来てコストパフォーマンスは高いです。色んな可能性を秘めたガジェットだと思います。会社の会議室とかに置いても便利かも?