Vuforia と Unity で AR (拡張現実)

動作確認した環境

1. Vuforia ユーザ登録


Vuforia Developer Portal

2. Unity用SDKのダウンロード

https://developer.vuforia.com/resources/sdk/unity

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3. ImageTarget(マーカー) の登録

a. TargetManagerページを開く

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b. Create Databaseボタンを押す

名前を決めてデータベースを作成

c. AddTarget

今回使うマーカー用の画像

独自のマーカーを設定する前に一度これで試してみることをオススメします。
f:id:cignoir:20030428143539j:plain

入力内容

f:id:cignoir:20141105040123p:plain:w300

上記画像のように入力して[Add]

d. unitypackageをダウンロード

f:id:cignoir:20141105040514p:plain:w300
チェックを入れて[Download Selected Targets]
※★の数は認識しやすさ

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  • UnityEditorにチェック
  • unitypackageファイルに適当な名前を付けてダウンロード

4. Unity でプロジェクトを作成

a. MainCamera 削除

b. ダウンロードした2つのpackageをImport

  • vuforia-unity-android-ios-3-0-9.unitypackage (Unity用SDK)
  • test.unitypackage (TargetManagerでDLしたもの)

c. Hierarchyに以下の2つのPrefabをドラッグアンドドロップ

Qualcomm Augmented Reality/Prefabs の中にあります。

  • ARCamera
  • ImageTarget

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※任意でDirectionalLight等を置くとよい

d. ARCameraの設定

HierarchyでARCameraを選択してInspector上でDataSetLoadBehaviourの設定を変更する。
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「LoadDataSet (名前)」「Activate」にチェックを入れる。
重要なので忘れずに。

e. ImageTargetの設定

HierarchyでImageTargetを選択してInspector上でImageTargetBehaviourの設定を変更する。
DataSetとImagetTargetに自分で登録した名前が表示されるので選択する。
ここでは両方「test」

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f. 表示させたい3Dモデルを設定

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ImageTargetの下に好きな3DモデルのPrefabを配置してください。
画像のように必ずImageTargetの子にすること。

g. Android/iPhone用にビルド

ビルドして出来たファイルをスマホに転送してスマートフォンにインストール。

5. 試す

a. マーカーを表示

ディスプレイにマーカー画像を表示する

印刷が面倒ならディスプレイにマーカー画像を映して試せば良いです。

印刷

参考までに、私はプリンタを持ってなかったのでセブンイレブンネットプリントを使いました。

ネットプリント

インストールしたアプリでマーカーを撮影して召喚

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LightとShaderを工夫すればリアリティ増すかな?
例えばARCameraとDirectionalLightを連動させて常に自分側に光源があるように振る舞わせるとか。


赤字はハマりどころなので気をつけてください。